外科学の進歩と今後の展望
内分泌外科
高見 博
1
1帝京大学 外科
キーワード:
内分泌外科
,
高アルドステロン症
,
甲状腺機能亢進症
,
甲状腺腫瘍
,
甲状腺切除
,
副甲状腺機能亢進症
,
膵臓腫瘍
,
副甲状腺摘出術
,
副腎腫瘍
,
近代医学史
,
放射線化学療法
Keyword:
Adrenal Gland Neoplasms
,
Hyperaldosteronism
,
Hyperparathyroidism
,
Hyperthyroidism
,
Pancreatic Neoplasms
,
Endocrine Surgical Procedures
,
Thyroid Neoplasms
,
Thyroidectomy
,
Parathyroidectomy
,
History, Modern 1601-
,
Chemoradiotherapy
pp.391-395
発行日 2007年4月1日
Published Date 2007/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2007206106
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甲状腺、副甲状腺、副腎、膵腸管内分泌臓器の病変の診断・治療を行う内分泌外科は外科学全体の中では小さな分野である。しかし、臓器の大きさとその科学的・臨床的価値観は同一にされるものでなく、専門性の高い分野として高く評価されている。疾患としては甲状腺疾患がもっとも多いが、日本では副甲状腺、膵腸管内分泌腫瘍の研究・臨床がきわめて遅れている。とくに、副甲状腺機能亢進症の臨床に関しては内科医がもっと関心をもってくれなくてはならない。よき内分泌内科・科学者あっての内分泌外科の発展と考えている。
©Nankodo Co., Ltd., 2007