発行日 2003年9月1日
Published Date 2003/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2004039738
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内分泌外科領域における臨床試験の計画・実施における問題点について,原発性副甲状腺機能亢進症の臨床研究を例に具体的に述べた.1)研究の準備として行う文献の系統的レビューではかなりの労力を要する,2)自覚症状をアウトカムとする場合には手術のプラセボ効果というバイアスへの対処が必要となる,3)そうした症状を測定するための道具については開発・整理の余地がある,4)人材や研究費をはじめとする研究実施のための環境には整備すべき点が多い
©Nankodo Co., Ltd., 2003