3次元画像による手術支援
仮想内視鏡の開発と実用化 仮想胃内視鏡の臨床応用
稲本 一夫
1
,
千原 由佳菜
,
香西 和久
1ソフィア健康増進センター
キーワード:
胃炎
,
胃鏡法
,
胃腫瘍
,
ポリープ
,
三次元イメージング
,
腹部CT
Keyword:
Gastritis
,
Gastroscopy
,
Polyps
,
Stomach Neoplasms
,
Imaging, Three-Dimensional
pp.14-18
発行日 2007年1月1日
Published Date 2007/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2007098905
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Multidetector-row CTを利用した胃の仮想内視鏡(VE)を開発した。人間ドック63例、66病変につき、同日に施行した胃内視鏡(GF)の所見と対比した結果、感度92.7%、特異度90.9%の成績を得た。元画像の腹部CT(2次元)像も、肝胆膵腎などの病変を発見するのに効果があった。有効性を確かめたので、人間ドックに胃VEドックを設定し、過去5年間に2,000例近い症例を経験したが、大きな見落としはなかった。
©Nankodo Co., Ltd., 2007