発行日 2006年9月1日
Published Date 2006/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2006291057
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直腸早期癌に対する局所切除術には,内視鏡的切除術,経肛門的アプローチによる局所切除術,後方アプローチによる局所切除術があげられる.治療を受ける患者に対して,より低侵襲な治療を提供することと,治療目的に応じた必要かつ十分な切除法を選択し,過小・過大手術を避けることが重要であり,そのためには,内科は内視鏡的手術,外科は外科的手術にこだわらず,それぞれの局所切除法の利点や欠点を十分に理解したうえで,目的に応じたより確実な切除法を選択し,患者に提供することが重要である
©Nankodo Co., Ltd., 2006