発行日 2006年5月1日
Published Date 2006/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2006198945
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症例1(42歳女性).前胸部多発皮下腫瘤を主訴とした.入院時,前胸部と両側腋窩,上腹部に境界明瞭で弾性硬の皮下腫瘤を多数認め,左鎖骨下の最大腫瘤を全摘し,病理組織学的に多発性脂腺嚢腫と診断した.症例2(32歳男性).右腋窩皮下腫瘤を主訴とした.右腋窩に径1.5×1.2cmの境界明瞭,弾性硬の皮下腫瘤を認め,表皮様嚢腫または脂肪腫を疑い全摘出術を行なった.その結果,病理組織学的に単発性脂腺嚢腫であった
©Nankodo Co., Ltd., 2006