発行日 2005年10月1日
Published Date 2005/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2006009838
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膵癌の高像診断では,遠隔転移の診断と局所の進展度診断が重要である.膵癌は高頻度に血管浸潤を認めるが,浸潤の程度や部位によって手術適応や手術術式が異なってくる.膵癌の画像診断には多くの方法が存在するが,それぞれの診断法の必要性,特徴を理解する必要がある.リンパ節転移診断,小さな肝転移,腹膜播種の診断は依然として困難であるが,multi-detector row CT(MDCT)を中心とした画像診断により,効率的な膵癌の診断が可能になってきた
©Nankodo Co., Ltd., 2005