発行日 2005年5月1日
Published Date 2005/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2005152604
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冠動脈疾患における治療法として冠動脈インターベンション(PCI)と冠動脈バイパス術(CABG)があげられるが,両治療法の選択には,わが国と欧米諸国のあいだで大きな差がある.欧米諸国では,PCI:CABG比は1~3:1であるが,わが国では約6~7:1と,欧米と比べてPCIの頻度が異常に高い.この不均衡な状況を是正すべく両治療法のエビデンスを見直し,また薬剤溶出性ステントにも対抗しうるCABGの将来展望について述べた
©Nankodo Co., Ltd., 2005