発行日 2005年4月1日
Published Date 2005/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2005116539
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抗悪性腫瘍薬の薬物としての特徴は,その薬効に選択性がないことである.よって副作用の管理いかんが治療成否に直結するといっても過言ではない.重篤性,発現頻度的に重要と考えられる副作用としては,骨髄抑制,悪心・嘔吐,下痢,腎障害,心障害,肺障害などがあげられる.いずれも周到な準備,患者教育と発現時の早期対応が重要である.以上の観点より,外科領域で治療対象となる癌腫の癌化学療法を念頭にコンセプトレビューした
©Nankodo Co., Ltd., 2005