発行日 2005年2月1日
Published Date 2005/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2005102630
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61歳男.イカとマグロの刺身を摂取した1週間後に腹痛が出現し受診した.消化管内視鏡検査で胃体上部前壁~後壁にアニサキス虫体を認め,また胃体部前壁に隆起性病変を認めた.虫体は内視鏡下に摘出した.隆起性病変は組織生検の結果がgroup V,signet ring cell carcinomaであったため手術を行い,切除標本の所見は25×22cm大のIIa+IIc病変であった
©Nankodo Co., Ltd., 2005