発行日 2005年2月1日
Published Date 2005/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2005074440
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CDCのガイドラインでは,もしドレーンが必要なら閉鎖式ドレーンを使用し,できるだけ早期に抜去するようにと述べられている.欧米では,胆嚢摘出術や結腸手術ではドレーンは不要とされており,消化管穿孔性腹膜炎でのドレーンの有効性も認められていない.またドレーンを使用した場合でも,排液量が少なければ第2病日に抜去される.ドレーンは感染のリスクを高めるため,今後日本でもメリット・デメリットを考慮したドレーン使用法を検討していく必要があると考える
©Nankodo Co., Ltd., 2005