発行日 2001年2月1日
Published Date 2001/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2001186797
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米国におけるCDCの術野感染予防ガイドラインでは,下部消化管手術においては術前経口抗菌薬が必要としており,術前日のみ経口抗菌薬を投与することにより耐性菌の出現を最小限にし,かつ術後創感染発生率を減少させる方法が再評価されている.また米国では術前腸管処置を家で行い,手術当日に入院することが多く,近年,燐酸ナトリウム溶液による腸管処置が注目されている.これは術前90m/服用する方法で,効果もポリエチレングリコール溶液と遜色ない成績が得られている
©Nankodo Co., Ltd., 2001