発行日 2004年9月1日
Published Date 2004/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2005062889
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B型肝炎再感染対策においては,まず移植前にlamivudineの内服を始め,血液中HBVを陰性化させておくことは,術後の再感染予防においてたいへん有利である.B型肝炎肝硬変に対する再感染予防のストラテジーは,脳死,生体にかかわらず,抗B型肝炎ウイルス免疫グロブリン(HBIG)の多量投与を基本としている.現在ではHBIG単独よりはHBIGとlamivudineの併用療法のほうが術後の一般的な再感染予防治療となっている
©Nankodo Co., Ltd., 2004