発行日 2003年3月1日
Published Date 2003/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003200994
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急性膵炎の診療においては,まず急性膵炎の診断と重症度判定を行う.次に重症度に基づいて急性膵炎の治療を行う.重症膵炎に対しては膵酵素阻害薬・抗生物質持続動注療法や血液浄化療法を含めた保存的集中治療が原則である.更に,膵炎合併症となる感染性,出血,消化管穿孔の診断・治療を行い,膵炎の成因,特に胆石性を検索し,それに対する治療を行う.感染性膵壊死はネクロセクトミーの適応である
©Nankodo Co., Ltd., 2003