発行日 2002年11月1日
Published Date 2002/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003116841
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重症急性膵炎に対する治療の進歩について,外科医の挑戦を中心に述べた.重症急性膵炎の基本的病態である膵壊死と多臓器不全への対応は,集中治療室における臓器サポートと共に感染壊死組織の除去術の導入でほぼ確立され,死亡率も急激に低下した.術式は単純な開腹ドレナージ術からnecrosectomyへと変遷したが,この間,先達の膨大な努力の積み重ねがあった
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