発行日 2002年10月1日
Published Date 2002/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003071179
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深部静脈血栓症や肺塞栓症では,救急対応が必要であり診断と治療を並行して行う.診断は,深部静脈血栓症では超音波検査で,肺塞栓症では造影CTで確定する.診断が困難な重症肺塞栓症では,経皮的体外循環装置の管理下に診断や治療を選択する.治療は,両疾患とも禁忌でない限り抗凝固療法を行う.深部静脈血栓症や肺塞栓症は,発症予防に努めると共に,早期診断と標準的治療により重症化させないことが重要である
©Nankodo Co., Ltd., 2002