発行日 2002年7月1日
Published Date 2002/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003005138
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早期乳癌比率が40.3%である日本女性(1998年)に比べ,米国白人女性(1997年)が57%と高いのは,マンモグラフィ検診受診率の差による.マンモグラフィ検診は50歳以上では,死亡率減少効果を示す十分な根拠があり,40歳代については死亡率減少効果を示す相応な根拠があるとされている.マンモグラフィ検診が普及することにより早期乳癌がふえ,乳癌死亡率の上昇に歯止めがかかることが期待される
©Nankodo Co., Ltd., 2002