発行日 2002年4月1日
Published Date 2002/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002238632
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食道閉塞のため内視鏡的胃瘻造設術ができない患者に対し,1cmの小開腹創による胃瘻造設術を考案した.小開腹創から腹腔鏡下に腹腔内の癒着の有無を確認後,胃内にトロカールを挿入して気腔し,直視下に腹壁から穿刺法で胃内にバルーンチューブを挿入する.この方法は腹腔内と胃内を確認できるため安全であり,腹腔鏡は使用するものの手技は容易で,胃瘻造設部以外には1cmの創しかない極めて低侵襲な胃瘻造設術と考えられる
©Nankodo Co., Ltd., 2002