発行日 2002年4月1日
Published Date 2002/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002238629
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胃瘻造設術のうちより低侵襲性の内視鏡的胃瘻造設術が開発され,外科医のみならず内科医にも胃瘻造設術が可能となり,適応が拡大された.内視鏡的胃瘻造設術は目的別に経管栄養のためと消化管減圧のためが2大適応となり,栄養目的では脳血管障害後遺症などが大きな割合を占める.減圧では癌性イレウスなどが適応となるが腹水流出防止策が必要となる.管理の面からは術後早期管理が合併症発生の減少のため重要である.交換時のトラブルは重要合併症に結びつくことがある
©Nankodo Co., Ltd., 2002