発行日 2001年10月1日
Published Date 2001/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002075510
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肝硬変合併肝癌に対する肝部分切除後,孤立性の腹腔内転移という稀な再発様式を呈した78歳男.転移形式は血行性転移が推察された.本例を含めこれ迄に報告された孤立性腹腔内転移11例(26~78歳,平均51.1歳)について検討したところ,,再発迄の期間は3ヵ月~2年6ヵ月(平均1年2ヵ月)で,肝外性発育があり細胞異型度の低いものが多かった.又,α-fetoproteinの上昇が発見の契機となるものが多かった
©Nankodo Co., Ltd., 2001