発行日 2001年8月1日
Published Date 2001/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002040710
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82歳女.食欲不振,腹痛を主訴に近医を受診し,腸閉塞を疑われ受診した.検査成績及び画像所見から,消化管穿孔に伴う汎発性腹膜炎と診断し開腹術を施行した.回盲部を切除し,上行結腸の粘液瘻と回腸人工肛門を増設した.盲腸は拡張し暗赤色で虚血性変化を伴い,盲腸前壁には穿孔部を認めた.術後,集学的治療を行ったが,多臓器不全により翌日死亡した
©Nankodo Co., Ltd., 2001