発行日 2001年4月1日
Published Date 2001/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2001223171
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食道表在癌に対する内視鏡的粘膜切除術(EMR)は,日本が世界をリードする代表的な治療法の一つである.1988年代より始められ,手技も確立し,安全かつ確実に施行されるようになった.EMRの最大の利点は外科手術と異なり低侵襲で食道が温存される点である.このような,大きな利点を有するが故に,適応も徐々に拡大される傾向にある.EMRの実際と治療成績について述べ,根治性を損わない適応拡大について言及した
©Nankodo Co., Ltd., 2001