発行日 2001年4月1日
Published Date 2001/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2001223168
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食道表在癌(sm)の深達度,リンパ節転診断は,治療方針選択の大きな指標となる.即ち胸部・腹部・頸部の3領域徹底郭清術,2領域郭清術,鏡視下手術による低侵襲手術,そして内視鏡による治療まで幅を持った治療法が深達度と転移リンパ節診断から選択される.超音波内視鏡の最近の進歩として,よい画像の描出法の工夫の他,三次元画像表示がある.又,転移の有無の判定が治療法に大きな変化を及ぼす表在癌症例には,超音波内視鏡下穿刺の手段が開発され,治療方針決定に効果をもたらしている
©Nankodo Co., Ltd., 2001