発行日 2001年2月1日
Published Date 2001/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2001174287
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胆道外科領域における創感染は主に感染胆汁による汚染といわれている.特に胆道癌に対する肝切除は経皮経肝的胆道ドレナージや経皮経肝的門脈塞栓術等に費やされる長期の術前在院期間,長時間の手術,広い開腹創,数多くのドレーン挿入など感染のリスクファクターが多く,創感染は高率に発生する.著者等が考案した術中創縁被覆法(絹糸により創の皮膚と腹膜を連続縫合し皮下脂肪織を被覆する)は,創感染発生率を減少させる新しい方法である
©Nankodo Co., Ltd., 2001