新しい器械
完全鏡視下肺葉切除における多自由度先端屈曲型持針器
大亀 剛
1
,
鷲尾 一浩
1公立学校共済組合中国中央病院 外科
キーワード:
外科用器具
,
肺腫瘍
,
肺切除
,
針
,
ビデオ下胸腔鏡手術
,
すりガラス様陰影
Keyword:
Lung Neoplasms
,
Needles
,
Pneumonectomy
,
Surgical Instruments
,
Thoracic Surgery, Video-Assisted
pp.1149-1151
発行日 2013年12月1日
Published Date 2013/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2014065761
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多自由度先端屈曲型持針器(Autonomy Laparo-angleニードルホルダー)は、さまざまな腹腔鏡下手術、特に骨盤底手術や単孔式鏡視下手術での有用性が報告されている。著者等は、完全胸腔鏡下手術においても有用なのではないかと考え、肺葉切除術2例に使用した。結果、従来の持針器では難しい角度での運針が可能であり、またシャフトが長いため深部での縫合も容易であった。
©Nankodo Co., Ltd., 2013