発行日 2013年12月1日
Published Date 2013/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2014065756
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
有茎傍心膜脂肪組織(以下PPFP)は気管支縫合部の補強材料として代表的な自己組織材料であり、当院でも頻用している。今回、2005~2010年に呼吸器外科手術でPPFPを使用した10例のCT所見をもとにPPFPの術後変化を解析し、PPFP使用の意義について検討した。結果、術後1~2ヵ月の時点でPPFPの脂肪組織としてのCT値は保たれていたことから、気管支縫合部補強目的のPPFP被覆は意義があると考えられた。
©Nankodo Co., Ltd., 2013