発行日 2012年12月1日
Published Date 2012/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2013098760
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慢性透析患者では弁尖や弁輪部に高度石灰化を伴うことが多く、開心術を施行するさい術式に工夫を要する場合がある。今回著者等は、維持透析患者に僧帽弁置換術を施行した際、僧帽弁と弁輪に高度石灰化を認めたため、フェルトパッチをカラーとして後尖側弁輪部を形成するという工夫を行い、弁置換術を遂行することができたので報告した。
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