発行日 2009年6月1日
Published Date 2009/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2009275820
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症例1(77歳男性)。上肢と顔面の浮腫、仰臥位時不快感を主訴とした。症例2(57歳男性)。顔面浮腫、頸部浮腫、食事摂取困難を主訴とした。精査の結果、両症例とも肺癌放射線治療後の上大静脈(SVC)症候群と診断され、血管内ステント留置を行ったところ、症状の改善を認めた。いずれの症例も4ヵ月後に原疾患で死亡したが、SVCの症状再燃はみられなかった。
©Nankodo Co., Ltd., 2009