特集 分野別・必読論文選考対談:次世代に語り継ぐ論文はどれか?
細胞分裂制御
登田 隆
1
,
大矢 禎一
1広島大学 大学院先端物質科学研究科分子生命機能科学専攻
キーワード:
酵母
,
細胞分裂
,
微小管
,
BRCA1 Protein
,
学術論文
,
細胞サイズ
,
Anaphase-Promoting Complex-Cyclosome
,
細胞周期チェックポイント
,
Shugoshin Protein
Keyword:
Cell Division
,
Academic Dissertations as Topic
,
Microtubules
,
Yeasts
,
BRCA1 Protein
,
Cell Size
,
Cell Cycle Checkpoints
,
Anaphase-Promoting Complex-Cyclosome
,
SGOL1 Protein, Human
pp.205-208
発行日 2016年2月22日
Published Date 2016/2/22
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大矢 「細胞分裂制御」研究に関する十数年以内の重要論文を,京大の柳田充弘先生の研究室のご出身で,米国CSH研究所のMichael Wigler 博士のラボで酵母のRasの研究をされた後,その後長い間Cancer Research UKでいくつもすばらしい仕事をされ,2015年の秋に広島大学に戻ってこられた登田 隆先生に選んでいただきました.登田 1980年代のPaul Nurse,Leland Hartwell,TimothyHunt 博士らの細胞周期の制御分子の同定,1990年代に入って94年の平野達也さんのコンデンシン,97年のKimNasmyth博士のコヒーシンの発見に続いて,2000年代の1に挙げた渡邊嘉典さんのシュゴシン(セントロメアのコヒーシンを保護する因子)の一連の仕事につながっていきます.この分野では複数のグループからの論文がside-by-sideで,また同一グループからも連続で発表されることが多いため,TOPICSごとにリストアップしました.
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