投稿 症例
β遮断薬が著効した皮下型乳児血管腫の1 例
対馬 史泰
1
,
小野 修一
1
,
藤田 環
1
,
藤田 大真
1
,
掛端 伸也
1
,
清野 浩子
1
,
三浦 弘行
1
,
髙井 良尋
1
,
佐藤 知彦
2
,
工藤 耕
2
,
伊藤 悦朗
2
1弘前大学大学院医学研究科放射線科学講座
2弘前大学大学院小児科学講座
キーワード:
乳児血管腫
,
β遮断薬
,
プロプラノロール
Keyword:
乳児血管腫
,
β遮断薬
,
プロプラノロール
pp.74-78
発行日 2015年12月25日
Published Date 2015/12/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZJ.0000002411
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乳児血管腫は,自然退縮傾向を有する最も頻度の高い小児良性腫瘍である.画像診断は臨床所見が典型的であれば必要とされることはないが,非典型的な臨床所見を示すものや深部病変に対して,超音波検査やMRIが推奨されている1)2).今回我々は,画像にて非侵襲的に診断し,β遮断薬が著効した左頬部の皮下型乳児血管腫の1例を経験したので報告する.
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