特集 エキスパートをめざす産婦人科の画像診断 Case-based review
3. 子宮頸部 1. 10歳台に発生した子宮頸部ポリープ状腫瘍
伊良波 裕子
1
,
久高 亘
2
,
西江 昭弘
1
1琉球大学病院放射線科
2琉球大学病院産科婦人科
キーワード:
子宮頸部胎児型横紋筋肉腫(ブドウ状肉腫)
Keyword:
子宮頸部胎児型横紋筋肉腫(ブドウ状肉腫)
pp.178-179
発行日 2025年1月25日
Published Date 2025/1/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000006017
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10歳台前半.月経は発来しているが,周期はやや不規則で2~3か月に1回程度.主訴は1週間前からの不正性器出血と会陰部の腫瘤(腟から出たり引っ込んだりする).内診で腟口から突出する舌状の腫瘤を認め,MRI検査では腟腔内に腫瘤を認めた.診断目的に全身麻酔下での生検が施行された.
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