特集 肝胆膵のcommon diseaseにみる非典型的画像所見
肝外胆管癌
鈴木 耕次郎
1
1愛知医科大学放射線科
キーワード:
胆管癌
,
胆管内乳頭状腫瘍(IPNB)
,
原発性硬化性胆管炎
,
IgG4関連硬化性胆管炎
Keyword:
胆管癌
,
胆管内乳頭状腫瘍(IPNB)
,
原発性硬化性胆管炎
,
IgG4関連硬化性胆管炎
pp.1216-1222
発行日 2024年9月25日
Published Date 2024/9/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000005812
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● 肝外胆管癌の典型的画像所見は,胆管内を主体とする腫瘤もしくは濃染される胆管壁肥厚である.
● IgG4関連硬化性胆管炎では,膵に自己免疫性膵炎を疑う所見の有無が役立つ.
● 原発性硬化性胆管炎では,肝内に多発する胆管狭窄病変の有無が役立つ.
● 胆管狭窄病変の診断では,胆管壁肥厚像と胆管狭窄像の2方面から評価することが重要である.胆管狭窄像の評価では冠状断像やMRCPが役立つ.
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