特集 ビギナーのための頭部画像診断 ―Q&Aアプローチ― 2023
検査の基本―適応・撮像法― てんかんの時にはどのような画像検査を行いますか?
佐藤 典子
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1国立精神・神経医療研究センター病院放射線診療部
キーワード:
限局性皮質異形成(FCD) typeⅡb
Keyword:
限局性皮質異形成(FCD) typeⅡb
pp.24-25
発行日 2022年12月25日
Published Date 2022/12/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000004307
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● てんかんの診断の画像検査には,MRIを推奨する.
● CTは責任病変の検出についてはMRIより感度は劣るが,石灰化の検出には有用であり,症例や状況によっては行うことを考慮してもよい.
● 外科治療目的にて,てんかんの焦点を同定するためには,非発作時脳血流SPECTや糖代謝FDG-PETと,発作時脳血流SPECTなどの機能画像を推奨する.
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