特集 ビギナーのための頭部画像診断-Q&Aアプローチ-
検査の基本 適応・撮像法 拡散強調像とはどのようなもので、どのように役立ちますか?
渡邉 祐亮
1
,
阿部 修
1日本大学 医学部放射線医学系画像診断学分野
キーワード:
鑑別診断
,
脳梗塞
,
脳出血
,
脳腫瘍
,
脳膿瘍
,
脳マッピング
,
水
,
エコープラナーイメージング
,
拡散MRI
,
Apparent Diffusion Coefficient
Keyword:
Brain Abscess
,
Brain Mapping
,
Brain Neoplasms
,
Diagnosis, Differential
,
Echo-Planar Imaging
,
Intracranial Hemorrhages
,
Brain Infarction
,
Diffusion Magnetic Resonance Imaging
,
Water
pp.1202-1205
発行日 2015年8月25日
Published Date 2015/8/25
DOI https://doi.org/10.15105/J00235.2015398122
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● 拡散強調像は水分子の微視的な拡散現象を強調したMR画像で,一般的には水分子の拡散が制限されている場合に高信号を示す.
● 超急性期ないし急性期の脳梗塞を最も鋭敏に検出できる.
● 脳膿瘍や類上皮腫などの粘稠度が高い液体を含む病変,細胞密度の高い腫瘍の診断にも有用である.
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