特集 CT 再入門― 新技術で何がわかる?―
6. 立位CTの活用 2 鼠径ヘルニア
山田 祥岳
1
,
山田 稔
1
,
横山 陽一
1
,
陣崎 雅弘
1
1慶應義塾大学医学部放射線科学教室(診断)
キーワード:
外鼠径ヘルニア
Keyword:
外鼠径ヘルニア
pp.1008-1009
発行日 2021年7月25日
Published Date 2021/7/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000002427
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立位CTはガントリーを左右の支持器で支える構造で,水平のガントリーが上下する(図2).少しでも左右の上下運動にズレが生じると画像がゆがむことになってしまうが,物理的性能評価では,空間分解能やノイズ特性がいずれも従来の臥位320列CTとほぼ同等であり,ガントリーが正確に上下運動をできていることが確認されている.
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