特集 急性期脳梗塞診断と治療法の進歩─ Time is brain からImaging is brain へ─
急性期脳梗塞の画像診断における灌流画像の意義
井上 学
1
1国立循環器病研究センター脳血管内科/脳卒中集中治療科
キーワード:
灌流画像
,
ペナンブラ
,
MRI
,
diffusion-perfusionミスマッチ
Keyword:
灌流画像
,
ペナンブラ
,
MRI
,
diffusion-perfusionミスマッチ
pp.1437-1448
発行日 2020年11月25日
Published Date 2020/11/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000002005
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近年,脳梗塞の治療戦略は従来の時間軸に沿った治療から,脳組織のもつ時間軸に合わせたものへと変容した.キーポイントとなったのは臨床現場で使用される灌流画像である.これにより最大で発症から24時間まで治療が可能となった.灌流画像の現在と今後について概説する.
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