特集 基礎から学ぶ肺癌診断
肺癌の3 次元CT・PET/CT 診断-原発巣の診断と悪性度-
岩野 信吾
1
,
伊藤 信嗣
2
,
伊藤 倫太郎
2
,
神谷 晋一朗
2
,
加藤 克彦
3
,
長縄 慎二
1
1名古屋大学大学院医学系研究科量子医学
2名古屋大学医学部附属病院放射線科
3名古屋大学大学院医学系研究科医用量子科学
キーワード:
原発性肺癌
,
TNM 分類
,
thin section CT
,
PET/CT
Keyword:
原発性肺癌
,
TNM 分類
,
thin section CT
,
PET/CT
pp.439-446
発行日 2020年3月25日
Published Date 2020/3/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000001656
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肺癌の臨床病期分類(TNM分類)は主に画像診断に基づいて行われる.2017年に改訂されたTNM分類では,T因子(サイズ)の診断が複雑になった.病理学的浸潤径に相当する充実成分径の計測はthinsection CTで行うのが基本であるが,3次元CTやPET/CTを利用することで精度の向上が期待できる.
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