『画像診断』40周年に寄せて
この40年で変わったこと,変わらないこと,これからも変わらないであろうこと−beyond artificial intelligence−
酒井 文和
1
1元 埼玉医科大学国際医療センター
pp.269-269
発行日 2020年2月25日
Published Date 2020/2/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000001530
- 有料閲覧
- 文献概要
『画像診断』の創刊から40年とのこと,月日の経過の早いことを実感する.思えば創刊号が発行された年は,レジデント2年目であった.創刊号の頃は,まだ単純撮影以外には,血管造影,IVPや今から思えば空間分解能の低いCT,またその頃急速に進歩した超音波診断くらいが,我々のもっている武器であった.その後,新しい機器や技術の開発は目覚ましい.これらの新しい技術のおかげで,現在では我々はその他に多くの武器を手に入れて,画像診断の診断精度が飛躍的に改善していることは事実である.
Copyright © 2020, Gakken Medical Shujunsha Co., Ltd. All rights reserved.