特集 運動療法・食事療法のエッセンス
循環器
心不全の運動療法・食事療法
白石 裕一
1,2
,
山端 志保
1
,
喜多 郁代
1
,
上島 大輝
1
,
山名 麻衣
1
,
浦出 華
3
,
三上 靖夫
1
,
的場 聖明
2
1京都府立医科大学附属病院 リハビリテーション部
2京都府立医科大学附属病院 循環器内科
3京都府立医科大学附属病院 栄養管理部
pp.566-572
発行日 2023年5月1日
Published Date 2023/5/1
DOI https://doi.org/10.15104/th.2023050004
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運動療法・食事療法のエッセンス
・ 心不全患者における運動耐容能は予後予測因子であり,その評価を行うことは重要.
・ 高齢心不全患者が増えるなか,骨格筋の要因が運動耐容能規定因子となることが少なくない.
・ 栄養状態の低下は骨格筋減少と関連しているため,両者は合わせて評価しておきたい.
・ 栄養状態の評価は問診,採血項目,身体計測,バイオインピーダンス法などの生理機能検査などが行われているが,決定的な方法は確立されていない.
・ 当院ではSPPB,大腿直筋エコーによる骨格筋評価,GNRIなどの栄養指標と食事摂取量の評価を行い指導内容を検討している.
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