特集 慢性化するHIV感染症 新たなステージで求められる継続支援
薬物療法と薬学的介入② 抗HIV療法とレジメンの選択 ─初回治療と長期療養を見据えた治療戦略─
塚田 訓久
1
1埼玉医科大学総合医療センター 感染症科・感染制御科
pp.1983-1987
発行日 2026年10月5日
Published Date 2026/10/5
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2026120012
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Key Points
本稿執筆時点では,インテグラーゼ阻害薬(INSTI)と核酸系逆転写酵素阻害薬(NRTI)の組み合わせが初回治療の基本形である.
最新の推奨レジメンは副作用や長期毒性が少なく,INSTIを軸とするレジメンでは薬物相互作用も少ないが,B型肝炎合併時に選択できないレジメンがあることに注意する.
治療開始時点で最善の組み合わせであった場合でも,その後の患者側の変化(加齢・新規合併症)や長期毒性,新規薬剤の登場などの要因により,さらによい選択肢が現れる可能性を常に念頭に置く.

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