増刊号 早わかり診療ガイドライン100—エッセンス&リアルワールド
感染症
5 HIV感染症—抗HIV治療ガイドライン
安藤 尚克
1
,
岡 慎一
1
1国立国際医療研究センター,エイズ治療・研究開発センター
pp.25-27
発行日 2020年4月1日
Published Date 2020/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402226821
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
押さえておきたい必須ポイント!
・初回治療として選択すべき抗HIV薬の組み合わせが変更となった.
・ウィルス学的抑制が長期に安定して得られている患者において2剤治療への変更も記載された.
・曝露後予防(PEP)内服薬に関して,テノホビルアラフェナミド/エムトリシタビン(TAF/FTC)は妊婦での安全性が確立していないこと,妊娠の可能性が否定できればラルテグラビル(RAL)+TAF/FTCも使用可能なことが追記となった.
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.