特集 頻用漢方薬の使いこなし 典型レシピ・奥の手レシピ
芍薬甘草湯
福原 慎也
1
1えのもとクリニック
キーワード:
肝硬変
,
筋弛緩
,
高アルドステロン症
,
鎮痛剤
,
低カリウム血症
,
芍薬甘草湯
,
甘草
,
有痛性筋れん縮
Keyword:
Muscle Cramp
,
Hyperaldosteronism
,
Hypokalemia
,
Liver Cirrhosis
,
Muscle Relaxation
,
Analgesics
,
Glycyrrhiza uralensis
,
Shakuyaku-kanzoh-toh
pp.2333-2337
発行日 2022年8月5日
Published Date 2022/8/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2022265984
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<Key Points>(1)この漢方処方が適応となる「主要な症候」は?急激に起こる筋肉の痙攣を伴う疼痛、下肢筋痙攣(こむら返り)。(2)この漢方処方が頻用される「著効患者像」は?急性の筋肉の痙攣性疼痛を有する病態全般。(3)この漢方処方の主要な症候に対する「エビデンス」は?肝硬変に伴う筋痙攣に対して、芍薬甘草湯の二重盲検ランダム化比較試験を行い、有効性と安全性が認められた。
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