特集 頻用漢方薬の使いこなし 典型レシピ・奥の手レシピ
葛根湯
貝沼 茂三郎
1
1富山大学附属病院 和漢診療科
キーワード:
咽頭炎
,
悪寒
,
かぜ
,
頭痛
,
発熱
,
葛根湯
,
肩こり
,
Interleukin-1 Alpha
,
解熱剤
Keyword:
Headache
,
Fever
,
Common Cold
,
Pharyngitis
,
Chills
,
Interleukin-1alpha
,
Antipyretics
,
Kakkon-to
pp.2338-2341
発行日 2022年8月5日
Published Date 2022/8/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2022265985
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<Key Points>(1)この漢方処方が適応となる「主要な症候」は?頭痛、発熱、咽頭痛、後頸部痛(凝り)。(2)この漢方処方が頻用される「著効患者像」は?自然発汗がなく、頭痛、発熱、悪寒、肩凝りなどのかぜ症候群の初期で比較的体力のある患者。(3)この漢方処方の主要な症候に対する「エビデンス」は?普通感冒に対して有効。IL-1αの過剰反応を抑制して解熱効果を示す。
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