特集 「がん治療継続」サポートの柱になる
がん患者の治療継続にむけての心理的サポート
秋月 伸哉
1
1がん・感染症センター都立駒込病院 精神腫瘍科・メンタルクリニック
キーワード:
共感
,
腫瘍
,
心理的ストレス
,
医療従事者-患者関係
,
癌医療施設
,
患者心理
,
精神的援助
,
ヘルスコミュニケーション
,
自己評価式抑うつ尺度
Keyword:
Cancer Care Facilities
,
Stress, Psychological
,
Empathy
,
Neoplasms
,
Professional-Patient Relations
,
Health Communication
pp.3331-3335
発行日 2021年11月5日
Published Date 2021/11/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2022030331
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<Key Points>◎がんのすべての経過でさまざまなストレスがあり、心理的負担を感じる患者が少なくない。◎心理的負担について、患者と共感的に話し合うことが重要である。◎心理的負担のセルフケアとして、適切な情報収集、生活リズムを変えないことが有用なことが多い。◎がん診療連携拠点病院に設置されている相談支援センターを紹介できるとよい。◎せん妄の予防、早期対応プログラムにおいて、薬剤師は重要な役割を担う。
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