特集 心不全の緩和ケア チーム医療で求められる実践力を身につける
心不全緩和ケアで求められるコミュニケーションスキル
高井 靖
1
1三重ハートセンター 薬局
キーワード:
意思決定
,
医療関係者の態度
,
共感
,
緩和ケア
,
心不全
,
医療従事者-患者関係
,
ターミナルケア
,
臨床能力
,
アドバンスケア計画
,
ヘルスコミュニケーション
,
傾聴
Keyword:
Clinical Competence
,
Attitude of Health Personnel
,
Heart Failure
,
Palliative Care
,
Empathy
,
Decision Making
,
Terminal Care
,
Professional-Patient Relations
,
Advance Care Planning
,
Health Communication
pp.238-242
発行日 2021年2月5日
Published Date 2021/2/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2021122644
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<Key Points>◎良好なコミュニケーションは、患者、医療従事者、医療システムのすべてに利益をもたらす。◎医療従事者が考える患者の知りたいことと、実際に患者とその介護者が知りたいこと(あるいは知りたくないこと)の間には、隔たりがある。◎コミュニケーションの質を低下させる要因(例えば、患者、疾患、医療従事者など)は多く存在する。これらを理解しておくことは、良好なコミュニケーションのためにも必要である。◎コミュニケーションスキルを磨くことにより、医療従事者側で問題を特定できるようになり、患者の心と体の苦痛を緩和するための方法を、患者とその介護者が見つける助けができるようになる。◎コミュニケーションは、心不全患者に緩和ケアを提供するための重要な鍵となる。
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