特集 骨粗鬆症 最新の知見に基づいた治療薬の考え方・使い方
骨粗鬆症治療の継続性とアドヒアランス不良患者への対応
鈴木 敦詞
1
,
垣田 彩子
,
植田 佐保子
1藤田医科大学 医学部内分泌・代謝内科学
キーワード:
バイオマーカー
,
Diphosphonates
,
骨粗鬆症
,
Teriparatide
,
Selective Estrogen Receptor Modulators
,
服薬指導
,
服薬アドヒアランス
,
Eldecalcitol
,
骨密度維持剤
,
Denosumab
Keyword:
Teriparatide
,
Denosumab
,
Biomarkers
,
Osteoporosis
,
Diphosphonates
,
Selective Estrogen Receptor Modulators
,
Bone Density Conservation Agents
,
Medication Adherence
,
Eldecalcitol
pp.3354-3358
発行日 2020年10月5日
Published Date 2020/10/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2021054719
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<Key Points>◎慢性疾患は「イベントが起きない」状態で服薬の動機づけと維持が必要である。◎一般的にはサロゲートマーカーが用いられるが、骨粗鬆症ではサロゲートマーカーが不十分である。◎医療経済的な面や社会生活活動などについても配慮して薬剤選択を行うことが重要である。◎内服開始時に目的・目標と薬剤効果評価期間を患者と話し合うことがアドヒアランスを高める。◎本人だけではなく、家族を含めた服薬指導・注意喚起が効果的である。
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