骨粗鬆症治療薬
骨粗鬆症関連ガイドラインに基づいた骨粗鬆症治療薬の使い分け
竹内 靖博
1
1虎の門病院内分泌センター
キーワード：
Calcitriol
,
Diphosphonates
,
骨粗鬆症
,
多剤併用療法
,
経口投与
,
Teriparatide
,
診療ガイドライン
,
治療成績
,
Selective Estrogen Receptor Modulators
,
静脈内投与
,
患者アドヒアランス
,
骨密度維持剤
,
Denosumab
,
骨折-骨粗鬆症性
,
長期投与
Keyword:
Denosumab
,
Administration, Oral
,
Calcitriol
,
Diphosphonates
,
Drug Therapy, Combination
,
Osteoporosis
,
Practice Guidelines as Topic
,
Treatment Outcome
,
Teriparatide
,
Selective Estrogen Receptor Modulators
,
Bone Density Conservation Agents
,
Medication Adherence
,
Osteoporotic Fractures
,
Administration, Intravenous
pp.101-110
発行日 2015年4月1日
Published Date 2015/4/1
DOI https://doi.org/10.19020/J02201.2015187166
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骨粗鬆症治療は,高齢者の骨折を減らすことをおもな目的とするものである.これまでに多くの骨折抑制効果を有する治療薬が開発され,確実に骨折を減らすことが可能な時代を迎えている.それらの薬剤の特性を理解し正しく使用することが重要であることはいうまでもないが,骨折予防を目的とするには,長期にわたる粘り強く確実な治療の継続もまた不可欠である.治療すべき患者の選定,治療薬の選択,治療の継続という三点を常に考慮した骨粗鬆症治療が求められている.
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