特集 表在性皮膚真菌症 治療薬を活用するための基礎と実践総まとめ
経口抗真菌薬の投与前検査と投与中モニタリング・異常発現時の対応 イトラコナゾール
牛上 敢
1
1金沢医科大学 皮膚科学講座
キーワード:
アナフィラキシー
,
黄疸
,
化学物質誘発肝障害
,
心不全
,
胆汁うっ滞
,
経口投与
,
肺水腫
,
薬疹
,
皮膚疾患-真菌性
,
過敏症-薬物
,
薬物相互作用
,
Itraconazole
,
肺炎-間質性
,
薬物使用禁忌
Keyword:
Drug Interactions
,
Drug Hypersensitivity
,
Jaundice
,
Heart Failure
,
Dermatomycoses
,
Administration, Oral
,
Cholestasis
,
Lung Diseases, Interstitial
,
Itraconazole
,
Contraindications, Drug
,
Drug Eruptions
,
Pulmonary Edema
,
Anaphylaxis
,
Chemical and Drug Induced Liver Injury
pp.2509-2512
発行日 2020年5月5日
Published Date 2020/5/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2020252034
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<Key Points>◎イトラコナゾール投与前に併用禁忌薬のチェックを必ず行い、血液検査で異常の有無を確認する。◎肝胆道系酵素値は基準値の2.5倍以内なら、注意しながら内服可能である。◎イトラコナゾールの主な副作用は肝障害である。◎イトラコナゾール連続投与では、月に1回程度の採血を行い、副作用をチェックする。◎イトラコナゾールパルス療法では、各サイクル開始前に採血を行い、副作用をチェックする。
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