特集 抗菌薬、その理由 もう疑義照会・処方提案で失敗しない!推論に挑め
処方を読み解くために 総論 そうだったのか!患者さんの飲めない理由(アドヒアランスの向上)
山方 基寛
1
1ウィーズ
キーワード:
下痢
,
抗細菌剤
,
細菌感染症
,
剤形
,
ライフスタイル
,
経口投与
,
味覚
,
過敏症-薬物
,
薬物相互作用
,
服薬指導
,
細菌薬剤耐性
,
服薬アドヒアランス
,
抗菌薬適正使用支援
,
薬物使用禁忌
,
規格
Keyword:
Drug Resistance, Bacterial
,
Anti-Bacterial Agents
,
Bacterial Infections
,
Drug Interactions
,
Drug Hypersensitivity
,
Life Style
,
Antimicrobial Stewardship
,
Administration, Oral
,
Diarrhea
,
Contraindications, Drug
,
Dosage Forms
,
Taste
,
Medication Adherence
pp.1614-1619
発行日 2022年4月5日
Published Date 2022/4/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2022170282
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<Key Points>●薬剤を指示通りに服用できていない患者は多く、その原因は生活環境や薬剤などさまざまである。●生活環境が原因になる場合として、学業や仕事などで内服できないケースや、食事をとらないので食後の薬を飲まないなどのケースがある。●薬剤側の原因として、剤形や味など製剤特性の問題や、副作用・相互作用を警戒して飲まないなどがあげられる。●上記に問題がない場合でも、医療者の説明が不足することで不適切使用につながる場合もあるため注意が必要である。●患者が内服できないケースをあらかじめ想定し、問題点を抽出することがアドヒアランス向上の第一歩である。
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