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特集1 「日本老年看護学会第23回学術集会」
教育講演
認知症とともによりよく生きるためのパターン・ランゲージ『旅のことば』の活用事例
Use Cases of “Words for a Journey”, a Pattern Language for Living Well with Dementia
井庭 崇
1
Takashi Iba
1
1慶應義塾大学総合政策学部
1Faculty of Policy Management, Keio University
pp.12-21
発行日 2019年1月31日
Published Date 2019/1/31
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- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
本論文では,認知症とともによりよく生きるためのパターン・ランゲージである『旅のことば;認知症とともによりよく生きるためのヒント』(井庭ら,2015a;Iba et al., 2015)とその活用事例を紹介する.『旅のことば』は,認知症のご本人やご家族へのインタビューによって抽出された「認知症であっても,前向きにいきいきと暮らしていく」ための工夫・考え方を40個,パターン・ランゲージの形式でまとめたものである.『旅のことば』は,現在全国で,デイサービスや高齢者住宅,オレンジカフェ,認知症サポーター養成講座やスタッフ研修,看護教育,病院,市の認知症ケアパスなどで用いられ,子どもから年配の人までかなり幅広い年齢層に使われている.本論文では,それらの活用事例について紹介する.
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