Japanese
English
特集1 「日本老年看護学会第23回学術集会」
教育講演
臨床美術における意味生成ケアと〈ものがたり〉
A Study of Care and “Narrative” by Producing Meaning in Session of Clinical Art
北澤 晃
1
Akira Kitazawa
1
1富山福祉短期大学
1Toyama College of Welfare Science
pp.22-27
発行日 2019年1月31日
Published Date 2019/1/31
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
1.臨床美術とは
臨床美術は主として,認知症予防という目的に寄与するために,アートによって脳を活性化するというアプローチを試みてきた.そのアプローチは,以下の3要件によって成り立っている.
まず,五感を働かせることで脳を活性化するということ.次に脳の活性化につながるプロセスを重視したアートプログラムを開発し,臨床美術士が臨床に用いること.最後に,それらに基づいた制作のプロセスが,他者とのコミュニケーションの場において進行することである.
Copyright © 2019, Japan Academy of Gerontological Nursing All rights reserved.